「馬の耳に念仏」
馬にありがたい念仏を聞かせても無駄である。
いくら意見をしても全く効き目のないことのたとえの言葉です。
同じような意味で「馬耳東風」という言葉もあります。
人の意見や忠告を聞かず、聞き流し、気にも留めないこと。
助言やアドバイスを受けるときのコツ
仕事を続けていると、色々な場面や状況で自分では解決できないことや悩みに直面します。
そんな時、自分で学んで解決する方もいれば、周りの方の助力や助言を得る方もいると思います。
その時に気を付けた方が良い事があります。
それは・・・・
助言やアドバイスをしてくれる方の話しを途中で遮らないという事。
たとえ自分の考えと違ったとしても助言やアドバイスは最後まで聞きましょう。
これは、トラブルやクレームの時も同じです。
まずは相手の話しを最後まで聞きましょう。
そして、相手の話を承認の後、自分の意見を相手に伝えましょう。
そのことが円滑なコミュニケーションや交渉事が上手くいくコツです。
承認する言葉と否定する言葉
前述のように、相手の話を承認することが、コミュニケーション力を高める事になります。
それでは、具体的にどのような言葉が承認する言葉や否定する言葉なのか?
言葉と否定する言葉を簡単にまとめてみました。
どちらの言葉を普段お使いですか?
相手の話を承認する言葉。
- ~そうですね。
- わかりました。
- おっしゃるとおりです。
- おかげさまで。(相手からほめられたとき)
相手の話を否定する言葉。
- でも。
- だって。
- どうせ
- そうじゃなくて。
- そんなことないです。(相手からほめられたときに使いがち)
悪い助言・アドバイスの聞き方
下記のようなことにも気を付けると良いでしょう。
下記のような事を行っていると、そのうち誰も助言やアドバイスをしてくれなくなります。
- 大事な話や、助言をしている時に横から割り込んで否定をする人。
- 教わるとき、「わからない」「できない」といった言葉を連発をする。
- 同時に何人かに同じことを教わって比較する。
- 話しの内容を自分で一方的に整理したがる。
仕事ができる人は、受け取り上手な方が多いですね。
アドバイスや助言を素直に受け取り、行動すると仕事の結果を速く出すことができるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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