性格を直すのは難しいが、行動は変える事ができる。
「先延ばし」をしてしまう癖。
ついつい、あと回しや先延ばしをするのは性格の問題ではありません。
それは、癖。悪い習慣=行動です。
あと回しや先延ばしをすることが、楽な事を潜在意識的に知っているため、行動を変えないのです。
しかし、21世紀の日本社会は、「年功序列制度」から「成果主義」にシフトをする企業が多くなりました。働き方改革で求められることも、効率の良い仕事、質の高い仕事です。
時間を無駄にすることなく、期限を最優先とした合格点の成果をあげる事が必要とされています。
そういった現状で「後回し」にして遅れることが、通常運転になってしまっている事は、仕事だけではなく人生でも大きな損失を産むことにもなりかねません。
仕事や人生を楽しむためにも、「先延ばし」をしてしまう癖=行動を変える必要があります。
「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない人の特徴
私の社会人としての経験則ですが、「先延ばし」や「後回し」をする人には、下記のような特徴があります。
- 気分で仕事をする人
- 目の前のチャンスを逃す人
- 時間にルーズな人
- 仕事の重要度や優先度を理解できない人
- 自分で仕事に期限を決めない人
- 今日できる事を明日に延ばす人
- いつも仕事の効率を考えていない人
- スケジュールを仕事量ではなく、時間で決める人
- 柔軟な考え方が苦手な人
上記の特徴が沢山あればある人ほど、「先延ばし」や「後回し」傾向にあります。
思い当たる事はありませんか?
後回しにしてしまう行動の変え方
行動心理学では、性格を直すのは難しいが、行動は変える事ができるとされています。
「後回し」にする癖を変えたければ、上記の逆の行動をすることで「後回し」をしなくなることが可能となります。
例えば、
- 気分で仕事をする人→気分に左右されず粛々と仕事をする
- 目の前のチャンスを逃す人→目の前のチャンスを逃さない。
- 時間にルーズな人→時間を守る。
- 仕事の重要度や優先度を理解できない人→仕事の重要度や優先度を理解する。
- 自分で仕事に期限を決めない人→仕事の期限を自分で決める。
- 今日できる事を明日に延ばす人→今日できる事は、今日する。
- いつも仕事の効率を考えていない人→いつも効率を考えて仕事をする。
- スケジュールを仕事量ではなく、時間で決める人→スケジュールを仕事量で決める
- 柔軟な考え方が苦手な人→固定概念をすてる
人は、考え方や心の癖を変える事はなかなかできませんが、行動は自分の意志次第で変えることが出来ます。
「あとでやろう」と考えて「いつまでも」しない自分を変えたいのであれば、意識して上記のような行動をしてみる事をお勧めします。
変わりたいと思った時がチャンスです。目の前のチャンスを逃すことのないように・・・。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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