仕事ができる人は「メモ」を上手に取っています。
メモの達人が共通して「しない事」
仕事ができる人に共通する事。
それは、「メモ」を上手に取っている事です。
上手なメモとは、キレイなメモではなく、後から活かせる「メモ」。
そんなメモの達人が共通して「しない事」があります。
それは、相手が話していることをすべて文章でメモを取る事。
重複している言葉や無駄な言葉を、一生懸命にノートに書き写している人を良く見かけますが、これは「メモ」ではありません。
なぜなら、メモをとっているときには、相手の話を理解して聞く事よりも、書くという作業に集中してしまいがちです。
そのため、相手の本当に伝えたいことを理解していないという現象が起きます。
メモを取ることの目的は、大事なことをあとから読み返して思い出すことです。
相手の言葉を、忠実に再現することではありません。
また、四六時中メモを取ると当然下を向きっぱなしなので、人の話を聞いていないという風にも、とらえられがちになり、コミュニケーションミスにもつながります。
効果的な「メモ」の取り方
あとから活かせる効果的なメモとするために、以下の事を意識してメモすることをお勧めします。
- 後から内容を思い出せるキーワードをメモする
- 5W1Hもしくは2Hを意識して書く
- 忘れてはいけない、重要なワードや話の結論をメモする
- 矢印や簡単な図形(丸や四角)などで関連性を視覚化する
効果的なメモを取れない人も増えています。
最近ではまったくメモを取れない・取らない人もいるようです。
メモを全く取らない場合、大事なことを、その場では覚えているかもしれませんが、忘れてしまうことも想定されます。
つい忘れてしまうと、上司や先輩に教わったことを「初めて聞いた」ような感じで反応する事も多々ありますよね。
こういったことが続くと、周りの人もあきれてしまい、何も教えてくれなくなってしまうにおではないでしょうか?
人は「忘れる」動物です。
大切なことは、「メモ」にとり、後で読みかえしたうえで、自分の言葉で文章化する事を心がけましょう。
自分の言葉で文章化する作業=アウトプットをすることで、長期記憶へとつながり大事なことを忘れなくなります。
以上、仕事での効果的な「メモの取り方」でした。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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