ご自分の時間価値を下げないことが、個人事業者としてビジネスを発展させる秘訣かもしれません。
嫌いなことは、苦手なこと
個人事業主の方は、雇われない自由を手に入れる代わりに、何事もご自分で責任を取る事が代償となります。
また、経理・営業・経営・企画・財務・配送・広告・マーケティング・アフターフォローetc・・・すべてを個人の裁量で行うことも必要となります。
すべてこなせれば問題ないのですが、時間は誰にでも平等で限りがあります。
特に苦手なことは、必ずしも好きなことではないことが多く、時間もかかります。
集客が苦手・営業が苦手・発信が苦手。
苦手なことを行う時間は、好きなことを行う時間に比べて苦痛に感じることが多く効率も悪いことでしょう。
苦痛に感じていることは、やればやるほど、モチベーションや効率が下がります。
苦手な事を無理して行うこと・・・
「提供する商品やサービスには自信があり、必ず売れる商品である」
もしそうであれば、あえて苦手は克服しなくても良いのではないでしょうか。
例えば、自分以外でもできる苦手な仕事は、お金を使ってほかの人に頼む。
そうすることで苦手な事に割いていた時間を、自分の好きなことである、強みであったり商品やサービスの質を上げることに時間を割いたほうが、売り上げにもつながり、お客様へのサービス向上にもつながります。
当然、他の人に頼むためには、お金がかかります。
そのため、起業したての大半の方は、お金をケチってご自分ですべて行おうとして、「限りある時間を苦手なこと」に費やします。
その結果、商品の質を上げたり、お客様満足度を上げることに使う時間が少なくなります。
当然、お客様満足度が下がり、お客様のリピート率が減少することも・・・。
リピート率が下がると新規開拓が必要になってくるので、ますます苦手な集客や発信・広告・営業に時間をかけなければならなくなります。
がんばっても、がんばっても売れないスパイラルに陥ります。
起業して経営を軌道に乗せる近道とは・・・
起業して経営を軌道に乗せる早道は、リピートするお客様と早くビジネスを始めることです。
苦手なことは、最初からお金をはらってでも、早期に結果を出したほうが、中・長期的にみれば得ですし、経営が軌道に乗りやすくなります。
「損して得取れ」の言葉通り、計画的な投資は、大きなリターンを生みます。
時間の長さは、誰にでも平等ですが、時間の価値はひとぞれぞれです。
ご自分の時間価値を下げないことが、個人事業者としてビジネスを発展させる秘訣かもしれません。
◇最後までお読み頂きありがとうございます。