仕事を効率よく進めるために、重要なメタ認知能力はトレーニングができます。
メタ認知とは
メタ認知とは、心理学用語の一つで、簡単に言うと、「自分自身を監視し、コントロールしようとする心の働き」の事です。
メタという言葉は、直訳すると「一段高い階層の」という意味です。
認知とは、知覚、記憶、学習、思考などを含む人間全般の知的活動を指します。
つまり、認知についての認知がメタ認知です。
頑張っているのに結果が出ない理由
一生懸命、人の倍以上頑張っているのに結果が出ないAさんと、それほど頑張っているようには見えないのに結果が出るBさん。
この二人の違いは何でしょう。
色々な可能性がありますが、その可能性の一つとしてこのメタ認知が適切に働いていない事も考えられます。
メタ認知が適切に働いていれば、あるやり方でうまくいかない場合、別の良いやり方にかえることが出来ます。
当然、課題に合った効率の良いやり方を見つけ、実践することで良い結果がでてきます。
メタ認知が働かない場合、適切でないやり方を、ほかのやり方に変更することがなかなかできません。
効果的でないやり方にしがみついたままであるため、努力をしてもいい結果が出ないのです。
メタ認知を身につけることで効果が出ることは、すでに教育心理学の世界では実証されています。
メタ認知を行うふたつの条件
メタ認知を行う為には、下記のふたつの条件があります。
- メタ認知活動の活性化
⇒計画して実践し、評価し改善する(PDCA) - メタ認知知識
⇒効率の良いやり方とは何か?どんな方法があるのか?
この二つを自ら行うことで、結果へとつながります。
逆に言うと、これらができなければ望む結果は得られないかもしれません。
メタ認知能力はトレーニングでアップできる
仕事を効率よく進めるために、重要なメタ認知能力はトレーニングができます。
いろいろな方法がありますが、行動した後に自分を振り返り、結果や過程を再確認すること、つまりPDCAをしっかり行うことでもメタ認知能力がトレーニングされます。
自己判断を必要とされる個人事業だからこそ、毎月の行動計画を立て、PDCAしてメタ認知能力を上げて、仕事の効率化を図っていきましょう。
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