お客様の立場に立って、どんな価値を提供できるのかを考えるようになりました。
女性起業家の方からのご相談
コンサルを受けて頂いている女性起業家の方からご相談がありました。
それは・・・。
「上手く商品やサービスの良さを説明できなくて売り上げが伸びない」という内容。
商品やサービスの良さをどうやって説明すればいいのか悩んでおられました。
その答えは、簡単です。
メリットとベネフィットを伝える事です。
メリットとベネフィットの違いとは?
メリットとベネフィット。
どちらも良さそうな言葉ですが、実は意味が違うんです。
私も最初は混同していましたが、この違いを知ることでビジネスに役立つことが分かりました。
メリットとは、商品やサービスが持つ特徴や機能のことです。
例えば、この靴は軽くて歩きやすい、この化粧品は肌に優しくて保湿効果が高い、などです。
一方、ベネフィットとは、商品やサービスを使うことで得られる利益や感情のことです。
例えば、この靴を履くと足が疲れなくて快適に移動できる、この化粧品を使うと肌がしっとりして自信が持てる、などです。
つまり、メリットは「何ができるか」であり、ベネフィットは「何を得られるか」なんですね。
なぜこの違いを知る必要があるの?
では、なぜこの違いを知る必要があるのでしょうか?
それは、お客様に商品やサービスの価値を伝えるためだと言えます。
お客様は、「何ができるか」よりも「何を得られるか」に興味があります。
自分にとってどんなメリットがあるのか、どんな変化が起こるのか、どんな未来が待っているのかを知りたいのです。
私も自分の商品やサービスを提案する際には、メリットよりもベネフィットを伝えるように心掛けています。
その結果、お客様からの反応や売上が上がったことを実感しています。
もちろん、メリットも大切です。
メリットがなければベネフィットも生まれません。
しかし、メリットだけではお客様に価値を感じてもらえません。
価値を感じてもらうためには、ベネフィットを伝える必要があるのです。
メリットとベネフィットを伝える方法
ビジネスにおいて、メリットとベネフィットを伝える方法はいくつかありますが、ここでは以下の3つのポイントを紹介します。
1:ターゲット層の悩みや問題を抽出する
メリットとベネフィットを伝える前に、まずは自分の商品やサービスが誰に向けられているのか、その人たちがどんな悩みや問題を抱えているのかを明確にすることが重要です。
そうすることで、自分の商品やサービスがどんな価値を提供できるのか、どんなニーズに応えられるのかを考えやすくなります。
2:ターゲット層から共感してもらえるストーリーを作成する
メリットとベネフィットを伝える際には、ただ事実を羅列するだけではなく、ターゲット層が自分のことのように感じられるストーリーを作成することが効果的です。
例えば、自分や他の人が同じ悩みや問題を抱えていた時に、どうやって解決したのか、その結果どんな変化が起こったのか、どんな感情を味わったのか。
これらを具体的に語ることで、ターゲット層の感情を刺激し、信頼性や説得力を高めることができます。
3:悩みや問題を解決するベネフィットを提示する
最後に、メリットとベネフィットを伝える際には、ターゲット層が最も求めているものは何かを考えて、それに応えられるベネフィットを提示することが大切です。
メリットは商品やサービスの特徴や機能ですが、それだけではターゲット層に価値を感じてもらえません。
価値を感じてもらうためには、メリットから派生するベネフィット、つまり商品やサービスを使うことで得られる利益や感情を伝える必要があります。
例えば、「この靴は軽くて歩きやすい」というメリットから、「この靴を履くと足が疲れなくて快適に移動できる」というベネフィットを伝えることで、ターゲット層に価値をイメージさせることができます。
以上の3つのポイントを意識して、ビジネスにおいてメリットとベネフィットを伝える方法をマスターしましょう。
メリットとベネフィットの違いを知ってビジネスに活かそう
メリットとベネフィットの違いを知ることで、お客様の立場に立って、どんな価値を提供できるのかを考えるようになりました。
あなたもメリットとベネフィットの違いを意識してみませんか?
きっと、ビジネスにプラスになるはずです。
メリットとベネフィットの違いを知って、自分の商品やサービスの価値を高めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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