商品やサービスに対する印象を引き上げる事が出来ます。
認知バイアス「ハロー効果」
「ハロー効果」
心理学で認知バイアスと呼ばれる物のひとつです。
後光効果とも呼ばれています。
ある特定の効果で際立った評価があると、他の項目でも高い評価を受ける傾向の事です。
「ハロー効果」の例
例えば・・
凄く美人だから、頭もいい。
営業成績がいいから、人間性も良い。
いつも小ぎれいにしているから、部屋もきれい。
ブランドの服で堂々としているから、経済的にも成功している。
ハロー効果の活用方法
マーケティングやセールスでのハロー効果の活用方法。
具体的には以下のようなものがあります。
口コミ戦略
飲食店やECサイトなどで、口コミや星の数が多いほどポジティブなイメージを与えることができます。口コミを促すために特典やクーポンを提供するなどの施策が有効です。
有名人を起用する
芸能人やインフルエンサーなどを広告やイメージキャラクターに起用することで、その人の好感度や信頼度を商品やサービスにも移すことができます2。ただし、ターゲット層に合った有名人を選ぶことが重要です。
数値や実績を表す
商品やサービスの成分や評価を具体的な数字で表すことで、信頼性や効果を高めることができます。また、老舗や御用達などの歴史や実績もポジティブな印象を与えます。
ハロー効果の成功事例
成功事例としては、以下のようなものがあります。
ユニクロ
国内外の有名人やモデルを起用した広告で、ファッション性や品質の高さをアピールしました。これにより、ハロー効果で消費者の好感度や購買意欲を高めることに成功しました。
マクドナルド
ハッピーセットのおもちゃに人気キャラクターを採用することで、子どもたちの興味や喜びを引き出しました。これにより、ハロー効果で商品自体の魅力も高まるとともに、親子での来店率も向上させました。
アップル
iPhoneやiPadなどの製品に高い評価を得ていることで、他の製品やサービスにも高い信頼性や満足度を与えました。これにより、ハロー効果でブランドイメージやロイヤリティを強化することに成功しました。
ハロー効果は、ビジネスやマーケティングにおいて有効な心理テクニックですが、同時にリスクも伴うことを理解しておく必要があります。
まとめ
「ハロー効果」は、心理学の中でも興味深い現象です。
私たちは「ハロー効果」によって、物事や人物を正しく評価できていないことが多いかもしれません。
しかし、「ハロー効果」はビジネスや恋愛など様々なシーンで利用できる心理テクニックでもあります。
「ハロー効果」を知っておくことで、自分自身の判断力を高めたり、相手に良い印象を与えたりすることができます。ぜひ、「ハロー効果」を上手に活用してみてくださいね。
このブログが皆さんのお役に立てれば幸いです。
次回もお楽しみに!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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