「こうなりたい」もしくは「こうなる」と決意できる言葉
あるべき姿を目指していると苦しい?
起業し経営を継続するに当たり、必要となるのが事業計画や中期計画です。
事業計画や中期計画を立案するときに目標を定めるのですが、その目標を「あるべき姿」として立案してはいませんか?
私も営業部長職時代に、何年間も事業計画や中期計画を策定してきました。
その中の目標の一つである、定性的目標(概念的な目標)では「あるべき姿」を想定し、それを達成すべき営業戦略を立案、実施、部下への指導等をしていました。
今思うと「あるべき姿」という目標に、何か追いつめられる感覚が常時あったかもしれません。
それは、いつも仕事や数字に追われる感覚であったり、目標を達成しても達成感より安堵感が多い感覚であったりしました。
このような感覚から、その当時は「メンタル」が強くないと役職、マネージメント職はこなせないと、そう実感していました。
実際、メンタルの不調で休職する方も、まわりに沢山いた時代でもあります。
言葉を変えると心が変わります
その後、心理学や心の仕組みを学ぶことで違う考え方も出来ることに気が付きました。
今思えば単純のことですが、言葉を変えると心は変わります。
例えば、同じ目標を表す「言葉」でも「こうあるべき」と「こうなる!」では、感覚が違いませんか?
- 「こうあるべき」=他人からの評価、命令、やらされ感
- 「こうなる!」=自分の意思、願望、達成感
目標達成のために同じ行動・仕事をするのであれば、やらされる感覚より達成感を大切にした方が、モチベーションも高く継続できます。
この「言葉を大事にする感覚、事実は同じでも捉え方を変える方法を、会社員時代に知っていれば、凄く楽に楽しく、達成感を感じながら仕事が出来たことを強く実感しています。
目標は自分の心に腑に落ちた言葉で定める
事実に対する言葉や感覚、枠組みを少し変えるだけで、こころの変化が促されます。
心理学では、このことをリフレーミングといいます。
リフレーミングとは、物事の見方や考え方を変えることで、新しい視点から物事を捉え直すことです。例えば「失敗したら恥ずかしい」という考え方から、「失敗しても次に繋がる経験」という考え方に変えることができます。
目標を設定する時には、「こうあるべき」ではなく、「自分がこうなりたい」もしくは、「こうなる」と決意できる言葉にリフレーミングして設定をしましょう。
自分を責めずに目標達成する事が可能となり、楽しく仕事ができますよ。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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