文字だけのコミュニケーションには非常に難しい理由があります。
対面や電話に比べ、文字だけのコミュニケーションは非常に難しい
インターネットやSNSが普及し、仕事でもこれらを使用する場合が増えています。
しかし、対面や電話に比べ、文字だけのコミュニケーションは非常に難しいものかもしれません。
なぜなら、情報が文字しかなく、非言語での情報が全くないので、しっかりとした言葉を選び文章を丁寧に考えて書かないと、読んでいる人の価値観で読まれます。
その結果、一生懸命に文字を打っても、打てば打つほど、相手から誤解される残念なコミュニケーションとなってしまいます。
よくある残念なコミュニケーションの例
- お客様とやりとりすればするほど、相手をおこらせてしまう。
- お問いあわせ先から返答がきて開封済みなのに返事をしない
- 見積もりをもらっているのに、返事をしない。
- 問い合わせがきているのに、お問い合わせに対しての返信をしない。
- メールが送られてきて、読んでいても何も返信をしない。
このようなコミュニケーションを取っているとまわりからは、信用・信頼されないことは言うまでもないでしょう。
せっかく頑張っている人でも、こんなコミュニケーションではまず、仕事で成果は出せません。
経験則ですが、売れない人ほどコミュニケーションがこのように雑です。
そのため、以前、東京の商社で営業部長職を務めていた時には、人材育成の大切な要素として、この点を部下にしっかりと指導するようにしていました。
ビジネスコミュニケーションでこれだけは欠かせない事
- メールや問い合わせへの返信は、おそくても3日以内に返信。
- 進捗を期限を守ってまめに報告する
- 見積もりや作業など報告事項に関しては期限を決めて報告・相談する
- メールやメッセージをみたら、必ずなにかしらの返信をする
長年たくさんの社長、経営者、幹部役員を含めたビジネスパーソンを見てきましたが、この基本が出来ていない人は、当然仕事もうまくいってません。
逆にこの点がしっかりしている人は、どんな場所やシチュエーションでも、他業種に行ったとしても通用します。
信用・信頼はブランド力の基本です
仕事で大切なのは、信用・信頼です。
個人で仕事をするのであれば、なおさら最低限のコミュニケーション力を身につけ、お客様、クライアント、クライエントとの信用信頼を築いていくことをお勧めします。
こころ持ち次第で、行動が変わり、結果も変わってきます。
◇最後までお読み頂きありがとうございます。